慢性腰痛の特徴と原因
2025年10月03日 23:08
1.慢性腰痛とは
慢性腰痛は、単なる筋肉痛や疲労からくる一時的な腰の痛みとは異なり、3ヶ月以上続く腰の痛みを指します。レントゲンやMRIで原因が特定できる場合もありますが、実は多くの場合は原因がはっきりとわからず、心理的・社会的要因も複雑に絡み合っていると考えられています。
2.主な特徴
慢性腰痛は、以下のような特徴を持つことが多いです。
・痛みが持続する、あるいは繰り返す:一日の中で痛みの強さが変動したり、よくなったり悪くなったりを繰り返したりします。
・安静にしていても痛むことがある:急性腰痛の場合は安静にすると痛みが和らぐことが多いですが、慢性腰痛は安静時も痛むことがあります。
・感覚の過敏性:痛みに対して脳や神経が過敏になり、少しの刺激でも強い痛みとして感じてしまうことがあります。
・心理的な影響:痛みによるストレス、不安、うつ状態などが痛みをさらに悪化させる悪循環に陥ることがあります。
3.主な原因
慢性腰痛の原因は一つではなく、複数の要因が複雑に絡み合っています。
・生物学的要因:椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、変形性脊椎症などの病気が原因となることがあります。
・心理的要因:ストレス、不安、うつ病などが痛みの感じ方を増幅させることがあります。
・社会的要因:仕事の満足度、家庭環境、人間関係などが影響することがあります。
これらの要因は、「腰痛の悪循環」として互いに影響し合います。
・痛み → 活動の制限 → 筋力低下 → さらに痛み
・痛み → ストレス・不安 → 脳の痛みを感じる機能が過敏になる → さらに痛み
4.一般的な対処法
慢性腰痛は、単に痛みを抑えるだけでなく、生活習慣や考え方を変えていくことが大切です。
①活動の維持
・痛みがあるからといって、安静にしすぎるのは逆効果にもなる。
・痛みのない範囲で、できるだけ普段通りの生活を送る。
・ウォーキングやストレッチなど、無理のない範囲で体を動かす習慣をつける。
②正しい姿勢と体の使い方
・長時間の同じ姿勢を避け、こまめに休憩を取る。
・重いものを持ち上げるときは、腰だけでなく膝を使う。
・座り方や立ち方を見直し、腰に負担をかけないように意識する。
③ストレスマネジメント
・趣味やリラックスできる時間を作り、ストレスを解消する。
・十分な睡眠をとり、体を休める。
④医療機関への相談
・病院で受診し、検査を受け痛みの原因を特定してもらう。
・医師や理学療法士の指導のもと、治療や運動プログラムを受ける。
※整体は医師の資格を持つ診断や治療などの医療行為は行えません。強い痛み、安静にしていても痛い、痺れが常にある、腫れて熱を持っている、皮膚の感覚がおかしい等の症状を感じる場合は医療機関を受診し専門的な検査を受けることをおすすめします。結果、医療機関での治療が難しいと感じた場合は一つの選択肢として整体があります。
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